【伊藤衆生】囲碁の最強コンピュータープログラムが日本棋院のプロ棋士に挑む公式定期戦「電聖戦」が創設される。同棋院が発表した。第1回は来年3月20日。プロ側は「コンピューター」の異名を持つ元名人の石田秀芳二十四世本因坊が迎え撃つ。
主催は電気通信大学(東京)の研究グループ「エンターテイメントと認知科学研究ステーション」で、少なくとも5年間は続ける。プロに挑むのは来年3月中旬に開かれる「UEC杯コンピュータ囲碁大会」の優勝、準優勝プログラム。同杯には例年、国内外から約30プログラムが出場する。
電聖戦は、コンピューター側があらかじめ黒石を数個置くハンディ戦でおこなう。どれだけハンディをつけるかは今後決定する。持ち時間は双方30分で使い切ると1手30秒の秒読み。日本棋院と正式提携を結び、賞金(20万〜10万円)も用意した。
剛腕・山下敬吾本因坊が井山裕太名人を4勝2敗で破り、タイトルを奪取した七番勝負を観戦記で振り返る。ほか、挑戦者決定リーグ戦全37局(プレーオフを含む)の棋譜、朝日新聞紙上に載った記事や写真なども収録。
史上最年少で名人となった井山裕太名人の初の打碁集。名人奪取までに打った17局を自ら振り返る。坂田栄男、趙治勲、小林光一ら歴代名人7人が見た井山評も。
囲碁界第一人者の張栩十段が、これまでの棋士人生で培われた、自らの勝負哲学を明かす。
初防衛を目指す山下敬吾名人と挑戦者・羽根直樹九段の揮毫入り。対局開催地と日本棋院だけで販売の限定品
名人戦も囲碁ガールも!新しい囲碁の魅力に触れてみませんか?