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韓流24歳「若い大会」制す 朝日アマ囲碁、初出場の洪さん優勝

2011年7月26日

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写真:第6回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会で優勝した大阪府代表の洪ソッ義さん(右)。左は2位の神奈川県代表の永代和盛さん=18日午後3時34分、東京都千代田区、竹谷俊之撮影拡大第6回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会で優勝した大阪府代表の洪ソッ義さん(右)。左は2位の神奈川県代表の永代和盛さん=18日午後3時34分、東京都千代田区、竹谷俊之撮影

図:決勝 (黒)洪ソッ義―(白)永代和盛<br />
280手完、黒1目半勝ち<br />
160コウ取る(154)、165同(157)、168、171、174、177、180、183各同、251ツグ(154)、262同(49)拡大決勝 (黒)洪ソッ義―(白)永代和盛
280手完、黒1目半勝ち
160コウ取る(154)、165同(157)、168、171、174、177、180、183各同、251ツグ(154)、262同(49)

表:第6回全国大会トーナメント表拡大第6回全国大会トーナメント表

 20代までの出場者が4割余りを占めた、第6回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会(朝日新聞社、日本棋院主催)。「若い大会」を制したのは、韓国出身で24歳の新鋭、洪ソッ義(ホン・ソッギ、ソッは夾の人がそれぞれ百)選手(大阪)だった。落ち着いた着手を重ねて勝ち上がり、空位だったアマ名人の座を初出場でつかみ取った。

■85歳平田さん 別格の存在感

 大会は17、18日、東京の日本棋院会館で開かれ、14〜85歳の57選手が頂点を争った。

 「洪さんが来る」。前回優勝者で今大会も本命とみられた29歳の河成奉(ハ・ソンボン)選手(招待)が1日目に最も警戒していたのが、母国の後輩だった。言葉通り、1〜3回戦をいずれも中押しで勝ち進んだ洪選手は、準々決勝で河選手と対戦。河選手のミスもあって中押し勝ちを収め、さらに勢いをつけた。準決勝を競り勝つと、決勝の相手は27歳の永代(ながよ)和盛選手(神奈川)。白130と出たのが永代選手の疑問手だった。洪選手は黒135とツケて白数子を分断し、優勢に。終盤に差を詰められたが、最後は逃げ切った。

 2位は永代選手、3位は伊達昌希選手(香川)。いずれも8強入りした経験があり、地元で囲碁教室を営み棋力を鍛えている。順当な結果といえるだろう。

 優勝の洪選手も、地方代表で最高齢の78歳、阿部績選手(宮城)も「教わりたかった」と口をそろえたのが、4位に入った平田博則選手(招待)。大会史上最年長の85歳は、持ち前の強気な碁で、前身の朝日アマ十傑戦6回優勝の中園清三選手(招待)らを破った。存在感も実力も別格だった。

 一方、近年活躍が注目されてきた10代や大学生の世代は、今回、一人も8強入りできなかった。審判長を務めた上村陽生九段は「(上の世代に)追いつくかと思ったが、もう少し差があると思った」と総括した。洪アマ名人に挑む日本出身の若手は、現れるだろうか。(新谷祐一)

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