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2011年12月13日15時3分
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Zen、日本勢初優勝 UEC杯コンピュータ囲碁

図:【決勝】黒 Zen  白 Erica
173手完、黒中押し勝ち 161ツグ(124)拡大【決勝】黒 Zen  白 Erica 173手完、黒中押し勝ち 161ツグ(124)

 第5回UEC杯コンピュータ囲碁大会は3、4の両日、電気通信大(東京都調布市)で海外からの招待を含む24プログラムが出場して開かれ、「Zen」(製作者・Team DeepZen=尾島陽児さん、加藤英樹さん)が日本の製作者によるプログラムとして初優勝した。

 「Zen」は1日目に打たれた7回戦を全勝してトップで2日目に進んだ。16プログラムによる決勝トーナメントでも順調に勝ち進み、準決勝で「Pachi」(チェコ)、決勝では「Erica」(台湾)を下した。「Zen」は昨年準優勝、一昨年は3位だった。

 コンピューター囲碁はこれまで、人間のアマチュア級位者のレベルを脱するのがやっとという棋力だった。しかし2006年、乱数を用いて確率的な立場から着手を選択するモンテカルロ法を使ったプログラムの登場によって飛躍的に進歩した。「Zen」はその中でも、最も注目されるプログラムの一つで、11月にオランダ・ティルブルフで開かれたコンピューター・オリンピアードの囲碁の全部門(9路、13路、19路)で優勝を飾ったばかりだった。

 4日の優勝決定後、「Zen」はエキシビションマッチとして日本棋院棋士の鄭銘●(●は王へんに皇)九段に六子局で挑んで圧勝。鄭九段は「アマ四段以上はある」と、その実力を高く評価した。(伊藤衆生)

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