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2012年5月22日16時31分
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歴代本因坊が開祖を墓参り

写真:本因坊算砂の墓前で手を合わせる山下敬吾本因坊=14日、京都市左京区の寂光寺拡大本因坊算砂の墓前で手を合わせる山下敬吾本因坊=14日、京都市左京区の寂光寺

 「本因坊400年」を記念した囲碁の第67期本因坊戦七番勝負が15日、本因坊家開祖である一世本因坊算砂(さんさ)ゆかりの京都市左京区、寂光寺で開幕した。前日には現本因坊の山下敬吾(本因坊道吾、名人)、石田芳夫(二十四世秀芳)、趙治勲(二十五世治勲)ら存命の歴代本因坊10人全員が算砂の法要に出席し、算砂の墓前で手を合わせた。

 算砂とは寂光寺の僧・日海のこと。初代名人でもあり、信長、秀吉、家康に仕えたといわれる。家名の「本因坊」は日海の住んでいた塔頭(たっちゅう)の名が由来だ。本因坊家は囲碁の家元四家の筆頭格で、二十一世までは世襲で受け継がれ、その後、家名がタイトル戦名になった。今年は算砂が江戸幕府から扶持(ふち)を与えられてから400年にあたる。

 法要と墓参を終えた山下は、別会場で開かれた前夜祭で「歴代本因坊に負けないように戦わなければと心を新たにした」と防衛への決意を語った。挑戦者として法要に参加した井山裕太は「歴代本因坊からパワーをもらって」とタイトル奪取へ意欲をみせた。

 算砂らとともに将棋の一世名人・大橋宗桂が扶持を与えられたことから、将棋界では今年を「名人400年」としている。なお、信長が算砂を「名人」とたたえたと伝わる囲碁の名人史には諸説ある。囲碁殿堂資料館の歴代名人の一覧表では、算砂の名人就位は江戸開府の1603年となっている。

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