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130 朝日新聞
朝日新聞創刊130周年記念事業
- 朝日新聞 2010年04月06日掲載 -

 朝日新聞社が2007年から編集・制作に取り組んできた明治・大正期の朝日新聞紙面データベース(DB)が完成し、今月から図書館・学校向け記事データベース「聞蔵(きくぞう)Ⅱビジュアル」で利用できるようになりました。このDBを使うと、朝日新聞創刊の1879(明治12)年から大正時代末まで、およそ50年間の記事・広告を検索して読むことができます。日本が近代国家への階段を駆け上がった時代を丸ごと知ることができる「巨大な宝物庫」とも言えます。海外からも期待の声が寄せられているこのDBのあらましや使い方などをご紹介します。
 (引用文は、漢字の字体、表現などを現代表記に改めました)

どうやって検索?

キーワード入力、紙面を表示

写真
※クリックで拡大します。

 明治・大正期の朝日新聞紙面データベースの記事・広告には、掲載日や面名、見出し、人名や事件名などのキーワード、分類といった書誌データが付けられています。思いついた言葉で検索すると一覧が表示され、選んだ記事はデジタル化された紙面画像で拡大・縮小しながら読むことができます。
 東京紙面は1888(明治21)年7月10日の創刊号から大正末までのすべての記事と広告、大阪紙面は1879(明治12)年1月25日の創刊号から東京朝日創刊までの記事と広告と、それ以降の重要記事約2千件などのキーワード検索が可能です。
 書誌データが付いている記事は約153万件、広告は約78万件になります。見出しやキーワードが付いていない大阪紙面についても掲載日を指定することで紙面を表示できます。
 検索を支援する多様な仕組みを用意した紙面データベースの特長をご紹介します。

歴史キーワードを付与

 検索に必要なキーワードは、記者OBら約160人に付けてもらいました。記事原文にある言葉だけではなく、「明治天皇」「日本海海戦」「サラエボ事件」など、歴史的出来事や人名、当時大きく取り上げられた事件などは原文になくても「歴史キーワード」化して関連記事に付けてあります。
 歴史キーワードは、年表形式のほか、50音順、分野別にリストに整理してあり、選んだキーワードをクリックすることで事象ごとにまとめて検索できます。主要人名も約7300人を抽出しています。

歴史KW統合カテゴリー

 東京創刊以降の歴史キーワードには、五百旗頭薫・東大准教授が中心になって発案した階層カテゴリーを使って、「政局」「凶作」のような歴史キーワードより大きな概念で記事を検索することもできます。

大・中分類で絞り込み

 記事および広告には、ジャンル別の大分類と中分類を付けてあり、掲載日やキーワード検索と組み合わせて求める記事を容易に絞り込むことができます。

異体字検索と同義語

 「竜」と「龍」、「県」と「縣」などの異体字、「イ」と「ィ」、「ユ」と「ュ」などの大文字と小文字を区別せずに検索できる機能があります。例えば、「山県有朋」あるいは「山縣有朋」で検索しても同じ結果が得られます。
 「日露講和条約」には「ポーツマス条約」、「西郷隆盛」には「西郷南洲」といった言葉を同義語としてキーワードに付けてあり、どちらの言葉で検索してもヒットします。
 (汲田和久)

図書館や学校で使えます

 朝日新聞のオンライン記事データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」は、閲読契約した全国の公共図書館、大学図書館で利用できます。明治・大正期の紙面データベースは、「聞蔵Ⅱビジュアル」のオプションとして4月から販売しています。ご利用については最寄りの図書館にお確かめください。
 「聞蔵Ⅱビジュアル」の明治から現代までの内容や、契約、料金などのお問い合わせ先は次のとおりです。

問い合わせ先

 ・朝日新聞社データベース事業セクション
 ・電子メール dna-support@asahi.com
 ・ホームページ http://www.asahi.com/information/db/2forl.html

有料記事データベースのお問い合わせ
朝日新聞社 法人営業部

電話でのお問い合わせ

03-5541-8689
(土日祝日・年末年始を除く月曜~金曜 10:00~18:00)

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