大学図書館や公共図書館で、実際に「聞蔵」を使われている利用者のみなさんに、活用の仕方をお聞きしました。研究者、学生、図書館司書、ビジネスマン、人の数だけ、利用法が存在します。聞蔵シリーズは、利用者の「ほしい」にピタリとはまる記事データベースです。138年を超える新聞情報の宝庫から、必要な情報がきっと見つかります。

大学図書館で

公共図書館で

学生が学ぶ
 
青山学院大学法学部助教 赤間 聡さん

事件の社会的背景や物事の包括的な知識を得るのに最適

青山学院大学法学部助教
赤間 聡さん

 「法情報リテラシー」という1、2年生向けの講義で「聞蔵」を学生に使わせています。この講義の目的は、自分に必要な法律の情報を検索できるようになることです。さらに法律に特化しすぎず、一般の人にわかりやすく説明できる力を身につけられるように指導しています。

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 授業では、学生を5人から8人程度のグループに分け、課題として与えた判例についてパワーポイントにまとめ、講義中にプレゼンテーションをさせています。情報集めの際に、学生に「聞蔵」を始めとした新聞記事データベースの活用を促しています。使ったことのない学生がほとんどですので、講義の初回に利用方法について実習も行います。

 なぜ新聞を活用するか。それは、判例をわかりやすく説明するには、事件の社会的背景や、物事の包括的な知識といった法律以外の情報が必要になるからです。その事件が話題になっているときはすぐに書物にあたることもできますが、時間が経ったときの情報収集に、新聞記事データベースが最適なのです。

 例えば「もんじゅ訴訟」の最高裁判決が課題になったとしましょう。この判例はA4用紙140枚にも及びます。概要を要約するどころか、すべてを読むだけで大変ですが、「聞蔵」でキーワードボックスに「もんじゅ」と入れれば、記事を読まずとも、見出しの一覧を見るだけで事件の経緯がわかります。さらに絞り込み機能が充実しているので、「詳細検索」で分類機能の「解説」を選択すれば、「もんじゅ」とは何か、用語の知識を簡単に得ることができます。さらに分類を「解説&裁判」にして絞り込めば、膨大な記事から必要な情報を簡単に検索できます。

 今の学生はネット世代で、インターネットからコピー&ペーストをして終わってしまい、元情報を得ようとしないことが多いのが現状です。しかし、授業で「聞蔵」を使うことで、「新聞の見方が変わってきた」「法律関係以外でも使える」という学生の声がよく聞かれます。紙や本などのデータや「聞蔵」などの各種データベースの情報をいかに組み合わせて編集し、説得力のあるまとめをするか。学生にはぜひこの力を身につけてほしいものです。情報をわかりやすく整理し、プレゼンする能力は実社会に出てからも不可欠ですから。

(2011年7月)

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