大学図書館や公共図書館で、実際に「聞蔵」を使われている利用者のみなさんに、活用の仕方をお聞きしました。研究者、学生、図書館司書、ビジネスマン、人の数だけ、利用法が存在します。聞蔵シリーズは、利用者の「ほしい」にピタリとはまる記事データベースです。138年を超える新聞情報の宝庫から、必要な情報がきっと見つかります。

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夏休み、子どもたちがクイズに挑戦

中野区立中央図書館
レファレンス担当 鈴木 彩子さん

 夏休みに「聞蔵II」を使った小中学生向けのクイズ・イベント「名探偵はぴりすと夏の魔物」を開催しました。中野区立図書館では今年度から新たにオプションコンテンツ「明治・大正期の紙面データベース」を追加したことから、「聞蔵II」をもっと来館者に知ってもらおうと考えた企画です。

クイズ・イベントのポスター

 これまでに大人向けのデータベース講座を開催したことはありましたが、夏休みの自由研究の参考になるのではと思い、小中学生を対象にしました。そして、楽しんで取り組んでもらえるようクイズ形式にしました。内容は、便利機能「ナビ検索」を使った問題、中野区の歴史に関する問題、子どもたちに関心を持ってもらえそうなトピックスの3つです。レファレンス担当のメンバー8人が実際に「聞蔵II」で検索して問題を作って持ち寄り、難易度別に6つのレベルに分けました。

 例えば、「レベル3」のクイズは以下のような内容です。

もんだい1 瞬間接着剤が固まるのに必要なものは?
 1.空気 2.水 3.光

もんだい2 中野区で初めて速達郵便が開始された日は?
 1.1926年6月1日 2.1926年7月1日 3.1926年8月1日

もんだい3 将棋の名人、佐藤天彦九段の出身地はどこでしょう?
 1.福岡県 2.大分県 3.長崎県

 イベント用にタブレット端末3台を用意。子どもたちにとって「聞蔵II」の操作は初めてです。使い方を簡単に紹介した「聞蔵のきほん」というチラシを作り、こちらが準備している間に見てもらうようにしました。また、挑戦する問題は、子どもたちの好奇心を引き出せるよう、レベルや自分の興味のあることから子どもたち自身に選んでもらいました。

 検索のために作成した「なぞときヒント集」には中野区立図書館のマスコットキャラクター「はぴりす」と「ぴよぽん」のイラストを盛り込み、会話形式で検索方法をナビゲートするように工夫しました。また、この「なぞときヒント集」に中野区の問題に関連したトピックスの解説を加えたものを冊子にして、クイズ後に配布しました。

作成した「もんだい集」や「なぞときヒント集」

 2週間のイベント期間中、友達同士や親子連れなど計46人がスタッフに検索のヒントをもらいながらクイズに挑戦。タブレット画面に表示される見たことのない明治・大正期の紙面に「えっ」と驚く子もいましたが、「昔の新聞っておもしろい」「知らないことがわかって楽しかった」と感想を話してくれました。

 ふだん「聞蔵II」は参考・地域行政資料コーナーのPC端末1台で利用しています。一時的にアクセス数を無料で増やすことのできるサービスがあり、クイズ企画で使うタブレット端末用に3台分のアクセス数の増設を朝日新聞社の聞蔵サポートに申し込みました。また、検索画面や検索結果一覧画面のチラシへの使用については、同社の記事利用窓口に申請しました。

 中央図書館では様々な本をそろえていますが、各種データベースも導入しています。新聞データベースの「聞蔵II」も、便利な検索ツールのひとつです。子どもたちには、今回のイベント参加の体験が図書館に来て調べることの楽しさを知ってもらうきっかけになってほしいと思っています。

(2017年9月)

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