歴史問題がグローバル化する傾向は、冷戦後の大きな特徴として浮上している。朝日新聞アジアネットワーク(AAN)の「東アジアの安全保障・地域協力」研究チームは、歴史認識問題を安全保障の観点から考えた前回の報告に続き、最近米国やアジアで強まっている日本の過去追及の動きを追った。戦争をめぐっては日本側にも多数の被害者がいるが、国境を越えた事実の究明と人権の救済が求められていると考え、課題と対応策を探った。
<東アジアの安保・地域協力研究チーム> 主査 大和修(論説委員) 研究員 佐々木芳隆(政治部員) 福田伸生(外報部員) 客員研究員 李鍾元(リー・ジョンウォン、立教大法学部教授=韓国) 劉傑(早稲田大社会科学部助教授=中国) 高原孝生(明治学院大国際学部教授)