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(@ウラジオストク)色丹島民の本音

写真:色丹島穴澗(クラボザボツク)の住宅の壁には「我が家、クリル(北方領土)」というスローガンが書かれていた=3月23日、ウラジーミル・ラブリネンコ氏撮影拡大色丹島穴澗(クラボザボツク)の住宅の壁には「我が家、クリル(北方領土)」というスローガンが書かれていた=3月23日、ウラジーミル・ラブリネンコ氏撮影

写真:色丹島穴澗(クラボザボツク)では、新しい病院の建設が進んでいた=3月23日、ウラジーミル・ラブリネンコ氏撮影拡大色丹島穴澗(クラボザボツク)では、新しい病院の建設が進んでいた=3月23日、ウラジーミル・ラブリネンコ氏撮影

■特派員リポート 西村大輔(ウラジオストク支局長)

 モスクワで開かれた安倍晋三首相とプーチン大統領の首脳会談を前に、4月26日付朝刊で北方領土・色丹島の現状を伝えるルポルタージュを掲載した。朝日新聞のロシア人臨時助手による現地取材では、さまざまな立場の島民にインタビューしたが、紙幅の制限もあって記事に反映された声は一部に限られる。そこで、今回の特派員リポートでは、領土問題やロシア政府による開発、愛国主義教育などについて同島のキーパーソンの意見を詳しく紹介したい。ロシア政府が進める開発の詳しい実態や、祖国への愛国心の高まり、日本との経済協力に対する期待などが読み取れる。

●セディフ穴澗(クラボザボツク)村長

 ――1994年の北海道東方沖地震後、日本の人道支援はどのくらい役立ったのか?

 「日本が建ててくれたディーゼル発電所は当時、もっとも重要な施設だった。この発電所のおかげで、村が存続でき、住民が生き延びることができた。震災直後は島民は明かりもない中で暮らし、何の支援もなかった。その厳しい状況の中で、小麦やコメ、塩や砂糖、燃料を届けてくれたのは日本人だった。現在は、サハリン州政府が島に多大な関心を払ってくれている。我々は現在州政府が行っている支援に大変感謝している」

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