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■特派員リポート 望月洋嗣(アメリカ総局)
予想はみごとに的中した、と言っていいと思う。
「(シリアの)アサド政権はどんな代償を払っても居座ろうとしている」「周辺国の様々な勢力が介入したり、イスラム過激派が台頭したりして、混乱がさらに深まるおそれがある」
今から1年3カ月前、デニス・ロス前米大統領特別補佐官は、私のインタビューにそんな見方を語った。その言葉どおり、シリアの戦乱は続き、アサド大統領は今もなお権力の座に君臨している。
ロス氏は、ブッシュ父政権(1989〜93年)、クリントン政権(1993〜2001年)で中東和平問題を担当。オバマ政権でも発足から約3年間、米政府の中東政策を担った。シリアの隣国イスラエルで米大使を務め、アサド政権やシリア情勢を知り尽くしているのだから、このくらいの予想は当然なのかもしれない。
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朝日新聞国際報道部