【山尾有紀恵】エジプト軍のクーデターでムルシ政権が倒れて1週間ほど経った日の朝、職場へ出勤するためにカイロ市内を歩いていて、ふと気がついた。あれ、なんだか空気がきれい。もしかしてと思い、ナイル川の向こう岸を眺めると、くっきり見える。
ここ数年、カイロの朝といえば、スモッグがつきものだった。街は霧がかかったようになり、川の対岸をきれいに見渡せることはほとんどなかった。5分も歩けば鼻の中は真っ黒。目はかすむわ、のどは痛くなるわで、さんざんだったのだ。
気のせいかと思って周囲の人に聞くと「私もそう思っていた」という人が多数。やっぱり。
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朝日新聞国際報道部