暮らしが観光地に 中国・宜賓32008年03月05日 長江の川沿いに、6世紀から始まったという街「李荘」の古い通りがあった。
白いしっくいの壁に木の柱、黒の瓦屋根を持つ旧家が、1平方キロの範囲に立ち並ぶ。打ち水をした石畳の道を歩くと、時代を重ねた木と石のすえたようなにおいがしてきた。 日本との戦争中には、中国の多くの教育機関がこの地に疎開したことでも知られる。建築学科が有名な上海の同済大学が校舎を構えた建物が残り、一般公開されていた。 ここの観光開発が始まったのは90年代。05年には国家級の歴史文化村に指定され、地元政府は観光客の誘致に力を入れている。人々が今も暮らす街がそのまま観光地となってしまうのは、中国の雄大な歴史がなせる技だろう。 ガイドをしてくれた地元出身の女性(30)は「この街は本当に何も変わらない。逆に観光化できれいになっていくみたい」と話した。 PR情報アジアの街角 バックナンバー
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