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アジアの街角

ぼやく洞窟ガイド タイ・メーホンソン4

2008年03月13日

 全長400メートルの巨大な洞窟(どうくつ)「タムロット」は、県を代表する観光スポットだ。中には小川が流れ、竹のいかだで移動する。

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巨大な洞窟「タムロット」の中

 数百メートルの小さな横穴が枝葉のように左右に延び、いかだを下りて歩く。中は真っ暗で、ガイドのセンチャンさん(40)が手に持つランプだけが頼りだ。途中、天井から伸びた巨大な鍾乳石が姿を現す。古代人が描いたという壁画や木棺もある。

 洞窟が見つかったのは1977年。大洪水で周辺の森林が流され、入り口がぽっかりと姿を現したのだという。雨期(6月〜10月)は水かさが増し、一部は見学できなくなることもある。

 センチャンさんはタイヤイ族。「多くの外国人と会えるのが楽しみ」というが、生活は切実だ。現金収入が得られるガイドは競争が激しく、3日に1回しか回ってこない。「夫と2人の子どもも同業です」とぼやいた。

(文と写真・高野弦)

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