密談で売る問屋街 北京・雅宝路12008年03月17日 中国語の簡体字よりロシア語のキリル文字が幅をきかせた看板が並ぶ。北京市・建国門外の大使館街に近い東西約500メートルの短い路地は観光客にも知られたロシア人街だ。
ソ連解体後、インフレや生産急落に苦しむロシアや東欧で中国製衣料品が人気に。ロシア商人相手に毛皮を卸す問屋がこのあたりに露店を開く。90年代末の再開発で業者の多くは新築のビルに収用された。 雅宝路1番地のビルに入居する毛皮問屋は、敷居が高い。入り口にはカーテンを下げて視線を遮り、「謝絶参観」の札まで。現金取引や密談が多いためだ。店員は「小売りはしないよ。少なくとも30着は買ってもらわないと」。ミンクのコートは1着50万円前後が主流。数百万円する高級品も珍しくない。 (文・坂尻信義、写真・杉本康弘) PR情報アジアの街角 バックナンバー
|
ここから広告です 広告終わり どらく
鮮明フル画面
一覧企画特集
特集
アサヒ・コム プレミアム朝日新聞社から |