望郷のロシア娘 北京・雅宝路42008年03月20日 ロシア料理とダンスショーが売り物のレストラン「大笨象俄羅斯(大馬鹿な象のロシア)風情」。店名の由来は店長も知らない。毎晩、大柄なロシア人たちが冷えたウオツカのグラスを次々と空けていく。
ショータイムの踊り子たちは褐色の肌が目立つ。店員に尋ねると、「古巴(クーパー)」。ロシアでも東欧でもなくキューバ人と聞いて拍子抜けした。 次に向かったのはナイトクラブ「ハリウッド」。店内の薄暗いホールでは、100人近いロシアの女性たちが客を求め、カウンターで化粧を直したり、携帯電話をいじったりしていた。 金髪に真っ白な肌のニキータは、サンクトペテルブルク出身の22歳。同じ仕事をしている友達と約3万円の家賃を折半すると、稼ぎの3分の1が消える。北京に来て1年。両親への仕送りは、まだ一度もできていない。 (文・坂尻信義、写真・杉本康弘) PR情報アジアの街角 バックナンバー
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