2008年3月24日

ハン川に沿って広がるダナンの街
かつて米軍機やヘリが離着陸した3000メートル超の2本の滑走路に比べ、旅客ビルはいかにも貧弱だ。発着数は少なく小型機が中心。それでも国際空港。現在の4倍規模の新ビル建設が進む。
ダナンは、ベトナム戦争で米軍が初めて上陸し最大の基地を置いたことで有名だ。枯れ葉剤を貯留した空港で、ダイオキシンに汚染された土壌の除去計画がやっと動き出した。
人口80万人。ハン川に沿って広がる中部最大の都市。南部の商都ホーチミン市、北部の首都ハノイに比べて3割は安い人件費や地価、大型船が停泊できる外港などを武器に海外投資の呼び込みに懸命だ。起爆剤は、この街を起点にミャンマー(ビルマ)までの約1500キロを結ぶ東西回廊。すでにラオスとタイを結ぶ橋も完成し、期待は高まる。
(文と写真・柴田直治)