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名物は脂身定食 ブータン・ティンプー2

2008年4月9日

    写真たっぷりのブタの脂身を赤米にかけて食べる

     ランチタイムは午後1〜2時。食堂「チョデン・レストラン」では、30席ほどの席があっという間に埋まった。おいしいと評判のこの店は、ブータン料理の定食が85ヌルタム(約210円)で食べられる。

     人気はシーカム。1カ月ほど干した豚肉をホウレン草や赤唐辛子などと煮込み、炊いた赤米の上にかけた料理だ。出てきた豚肉を見て少し驚く。長さ約20センチ。肉というより、ほとんどが脂身なのだ。

     干し肉はヒマラヤの高地で食料を保存する知恵。「豚肉は干すとにおいがきつい。だから脂身を多く残すんだ」と店主のパサンさん(64)。

     コリコリした食感の後に脂が口にしみ出す。ピリッとした味がご飯に合う。近くの銀行員のタシさん(26)は「小さなころから食べている味だから、大好き」。そう言って、煮込みの中の大きな赤唐辛子をぺろり。「この辛さで食欲が刺激されるんだ」と笑った。

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