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仏教遺跡眠る街 パキスタン・タキシラ1

2008年4月15日

    地図写真石壁を計測する女学生

     「インドの修行僧が持ち込んだのだろう。当時の交流を示すもので、大変貴重だ」。考古学者のアシュラフ博士(51)は興奮を隠せない。3月中旬、発掘中の僧院遺跡で手のひら大の仏像を見つけた。インドで産出される赤みがかった砂岩製。1〜2世紀のものとみられる。

     古くはガンダーラと呼ばれたこの地域は1〜5世紀、仏教の中心地として栄えた。各地から僧が学びに訪れた。

     別の僧院遺跡では歴史専攻の女学生が実地調査に来ていた。ここでも3年前、ガンダーラで初となるブッダの壁画絵が見つかった。

     古墳のように盛り上がった場所があちこちにある。未発掘の遺跡だという。人類の営みを伝える遺物が、まだたくさん眠っているはずだ。(文と写真・北川学)

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