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生計支える盆栽 中国・黄山4

2008年4月25日

    写真盆栽の里

     黄山市街から車で約40分、小舟で川を渡り、さらにトラクターの荷台に乗って険しい山道を40分。谷底にへばりつくように古い民家が並ぶ人口600人の売花漁村が見えてきた。知る人ぞ知る「盆栽の里」だ。

     全世帯が盆栽をつくり、軒先や山肌にも盆栽がびっしり。工具で松の枝を矯正していた洪飛さん(51)は「枝が折れたら数千元の損。慎重になるさ」。卸値は数十元〜5万元(1元は約15円)。韓国で1鉢300万元の値が付いたことも。洪流村長は「歴代皇帝に献上し、ニクソン米大統領の訪中時も、村の盆栽が飾られた」と胸を張る。

     政変で唐朝の高官一族が逃げてきたのが村の始まり。高官の趣味が盆栽だった。谷間で高湿度なのも適していた。洪村長は「祖父母の植えた盆栽を売って村民は生きている。私たちは孫のために今、働くのです」。(文と写真・西村大輔)

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