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苦難の道越えて インドネシア・ポンティアナック4

2008年5月2日

    写真中国寺「三神宮」

     繁華街の一角にある中国寺「三神宮」には、中華系住民の姿が絶えない。インドネシアでは約5%とされる中華系だが、ポンティアナックでは3割を占めるという。

     関係者によると、300年ほど前、漁師が帆船で東シナ海をさまよううちに流れ着いたという。その後、福建省や広東省などからの移住者が増えた。

     供え物のろうそくに「ABU HASAN(洪周武)」と記されていた。スハルト政権時代には、中国語の使用が厳しく規制され、二つの名前を持つ人がいる。政府当局の弾圧や差別を受けた人も多い。

     運輸会社を経営するサイモンさん(59)は移民3世。スハルト政権崩壊から10年がたち、ようやく社会にとけ込めてきたと感じる。「子供たちの時代にはもっと過ごしやすい社会になるよ」(文と写真・矢野英基)

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