騎乗のラグビー キルギス・ビシケク42008年05月09日 騎馬競技「コクボル」は中央アジアの人気スポーツだ。
首と足首を切り落とした羊を奪い合い、自陣のゴールに投げ入れた回数を競う。いわば「騎乗のラグビー」。少し残酷にも見える。1チーム8騎。選手は馬上から体をせり出し、約30キロある羊を片手で持ち上げる。馬同士、人同士が激しくぶつかり合い、しばしば落馬も。勝ったチームにはこの羊が与えられる。 3月にアククラ競馬場で組まれたカザフスタンとの国際試合の前、アナウンスが流れた。「両国は五輪の正式競技入りを目指しています」。ところが肝心の試合が始まらない。キルギスチームの馬蹄(ばてい)がとがっていて危険だと、カザフチームからクレームがついたとか。結局、試合は流れた。「こんな調子じゃ五輪入りなんて夢のまた夢」。ブーイングがやまない観客席でキルギス人がぼやいた。(文と写真・茂木克信) PR情報アジアの街角 バックナンバー
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