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恨みはらします 香港・銅鑼湾1

2008年7月15日

    写真打小人図

     パカン、パカン、という音が響いていた。銅鑼湾(コーズウェイベイ)の西端、路面電車と高架道路が交差する場所で、昼間から行われている名物行事「打小人」。恋敵や上司への恨みをはらすため、相手の名前を書いたお札を、お客の代わりにスリッパでたたくのだ。

     小人は不幸をもたらす人のこと。「人の周りに小人がいると、物事がうまくいかない」。86歳の女性は、力いっぱいお札をたたく。ヒールのかかとで写真をたたくことも。

     1回約40香港ドル(560円)。虫たちと一緒に小人も出てくるとの言い伝えから、3月の啓蟄(けいちつ)の行事だった。今では年中行事となり、週末には多くの人が集まる。

     香港島の商業の中心地、若者がデートで集まる街の隠れた顔をのぞいてみた。(文と写真・奥寺淳)

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