【カイロ=石合力】シリアからの情報によると、首都ダマスカス近郊の住宅街で28日、連続爆弾テロがあり、シリア政府系メディアは、地元当局者が少なくとも56人の死亡を確認したと報じた。80人以上の負傷者が出ている模様だ。
首都近辺では、今年5月にダマスカスの政府情報機関ビルが全壊した爆弾テロで73人が死亡した事件に次ぐ犠牲者数となった。
現場は、首都に隣接するジャラマナ地区。住民の多くはイスラム教ドルーズ派やキリスト教徒で政権支持派が比較的多い地区とされる。同日、早朝に車に仕掛けられた爆弾によるとみられる爆発が起き、救助活動などで人が集まったところでもう一度爆発したという。犯行声明などは出ていない。政権側はスンニ派の反体制派組織による犯行との見方を示している。
一方、AFP通信によると、トルコ国境沿いのシリア北西部で同日、政権軍の戦闘機が反体制派による地対空ミサイルで撃墜された。27日に軍ヘリが同ミサイルで初めて撃墜されたばかり。