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米ブランドショップが中国語での接客を開始

2012年7月5日14時14分

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 米国を訪れショッピングをする中国大陸部の観光客がここ数年で急増した。彼らの求めるものは、アウトレットで売られている2流・3流のブランド品だけではない。1流ブランド品もターゲットに含まれる。ロサンゼルス・ビバリーヒルズの高級ブランドショップでも中国人客に狙いを定め、中国語普通話(共通語)や広東語を話せる店員を採用している。米華字紙ワールド・ジャーナルが報じた。

 ビバリーヒルズの高級ショッピングストリート・ロデオドライブのシャネルで働く中国系の店員によると、中国人客はここ数年で増えたという。シャネルは人気ブランドの1つで、中国人客が手ぶらで店を出ることはほとんどなく、一度に3−5個のバッグを購入していく人も多いという。この店には中国語が話せる店員が3人おり、毎日中国人ツアー客の応対をしている。

 同店員によると、東北地方から訪れたある男性客は、バッグの値段が1つ約5千元(約6万2千円)と聞くと、「安いから2つ買おう」と言ったという。また、遼寧省から訪れたある母娘は1時間もたたずに大量の商品を購入、大小のショップ袋をぶら下げて歩く姿は、通行人から注目を集めた。

 中国人客の購買力は米国人をも驚かせており、携帯電話を取り出して撮影する人もいるほどだ。同店員は「セールスシーズンは年間を通じてあるため、このような光景がほとんど毎日見られる」とする。

 ルイ・ヴィトンのある店員は「最も多く商品を購入していくのが中国人と韓国人。中国語が話せる店員を雇えば中国人客とのコミュニケーションにおける障壁を減らし、双方がより楽になり、顧客により多くの品物を買ってもらえる。英語を話せない大陸部の客は、身振り手振りで伝わらないと、購入をあきらめてしまうことがある。これは店にとって損失」と語る。

 ミュウミュウ、プラダ、ディオールなどのブランドショップでもアジア人の店員の姿が見られた。数カ国語を話せる店員もいるという。ビバリーヒルズの他、サウスコーストプラザのように中国人ツアーが頻繁に訪れる場所でも中国語が話せる店員を募集している。一部の店舗はビザ・マスターカードだけでなく中国の銀聯カードにも対応しており、大陸部消費者に便宜を提供している。

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