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カプコンが台湾に進出、アジア事業展開の足がかりに

2012年8月29日15時7分

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 日本の大手ゲームメーカーのカプコンはこのほど、台北に開発センターを設立し、台湾市場への進出を表明した。同社は「ストリートファイター」、「ロックマン」、「バイオハザード」、「鬼武者」等の人気シリーズを持ち、ゲーム業界で非常に重要な地位を占めている。中国文化報が伝えた。

 オンラインゲーム市場の高度発展に伴い、カプコンやDeNA等の日本大手ゲームメーカーが、アジア各地で開発センターを設立している。カプコンの辻本春弘社長は、「スマートフォンやタブレットPC等のモバイル端末の利用者が激増しており、当社は台湾をアジア市場開拓の足がかりとすることを決定した。当社はオンラインゲームを中心に、台湾で開発・制作・販売の三位一体のオンライン・コミュニティ事業を展開する」と表明した。

 現地のオンラインゲーム利用者を引きつけるため、現地化されたゲームの開発が必要となる。「ストリートファイター」の開発に関わるクリエイターの小野義徳氏は、日本のゲーム制作方法とアジア文化を融合させたゲームを開発すると述べた。東京制作本部開発事業室の越知雄一室長は、「カプコンは台湾でまず、日本で開発が成熟化しているオンラインゲーム技術を基礎とし、アジアのユーザーの好みに合わせ新たなゲームを開発する。その後、さらに日本で人気のスマートフォンのソーシャルゲームを取り入れ、アジアのユーザーに対して新たなオンラインゲームを提供する」と語った。

 その他にも、優秀なクリエイターの発掘も目的の一つとなっている。新作が相次いで発売されるゲーム業界において、優秀なクリエイターは非常に重要で、アジア全体での「人材争奪戦」が日増しに激化している。オンラインゲームの開発と運営にも多くの人材が必要であるが、日本国内のクリエイターの数は不足している。DeNAは、「ハイレベルの人材を確保するため、アジア市場に進出しなければならない」と表明した。同社は2011年9月、ベトナムのクリエイターを雇用するため、ハノイのゲームメーカーを買収した。同社の関係者は、「現在流行しているスマートフォン対応ゲームは、一般的なゲームと異なり、数カ月間で開発を完了しなければならない。だが日本国内のクリエイターだけでは足りず、アジア各地の優秀な人材を雇用する必要がある。すでに雇用した100名のうち、韓国人クリエイターは、アジア各国でも日本人クリエイターと同じく優秀な人材が得られることを証明した」と語った。

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