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中国の衛星測位産業、発展の黄金期迎える

2012年10月19日14時15分

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 中国は10月下旬、新たな測位衛星をまた1基打ち上げる。これは中国の衛星測位システム・北斗のアジア太平洋ネットワークを構成する最後の衛星で、この衛星を含む計16基の衛星により、北斗のネットワークは初歩的に完成し、中国大陸およびアジア太平洋地域の大部分がカバーされる。中国はこれまで、生産分野や日常生活においてほとんどGPSに依存してきたが、今後はその局面が変化を迎えることとなる。中国青年報が報じた。

 北斗プロジェクトの李祖洪・副総設計師は取材に答え、「北斗は、GPSから中国人ユーザーを取り戻すことを目指す。2020年には、北斗が生活に欠かせないものとなっているだろう」と述べた。

▽位置サービスが爆発的に成長か

 衛星測位について知れば、未来の生活がどのように変わるか予想できる。中国衛星ナビゲーション測位協会の常務副会長兼秘書長である苗前軍氏は「一般の人が体験できる位置サービスは、4つの方面に総括できる。すなわち、モバイルインターネット、モノのインターネット、オンライン地図、車載ナビゲーション(カーナビ)だ。同産業の発展は、地理情報産業、リモートセンシング産業、モバイル通信業、コンピュータ産業、家電産業、宇宙産業など関連産業のアップグレードを後押しする。市場が成熟し発展するに伴い、人々の生活にも大きな変化が訪れるだろう」と語る。

 衛星ナビゲーションと位置サービス産業は、電子情報産業においてモバイル通信とインターネットに続く第3の経済成長ポイントと認識されている。中国衛星ナビゲーション測位協会コンサルティングセンターのデータによると、中国の同分野の生産高は2011年、約700億元に達し、全世界の7.4%を占めた。北斗衛星がますます完備されるに伴い、同産業は爆発的かつ飛躍的、大規模かつ持続的な発展を迎えると見られる。

 国家測量地理情報局の李朋徳副局長は「今後5年間、中国の衛星ナビゲーション、位置サービス産業は急速に成長する黄金期を迎えるだろう」と語る。

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