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がん細胞 休眠で化学療法から逃れ、再発することが判明

2012年12月18日14時43分

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 カナダの科学者はこのほど、がん細胞が化学療法を経た後も再発する重要な原因を突き止めた。この重大な発見により、今後のがん研究と治療法が変わる可能性がある。同研究成果はサイエンス誌最新号に掲載された。中国科技網がカナダ紙「トロント・スター」の報道を引用して伝えた。

 トロント・プリンセスマーガレット病院のがん研究センターがこのほど行った研究により、がん細胞の増殖源となる細胞の一部は、「休眠状態」となって常用される化学療法薬から逃れ、治療が終わった後に「覚醒」し、再び疾病を引き起こすことが明らかになった。

 カナダ・トロント大学の著名な幹細胞学者であるジョン・ディック氏は「新たに発見された休眠細胞は、原発腫瘍を発生させたアクティブ細胞と全く同じ遺伝子突然変異を有している。1つの細胞のDNAに突然変異が発生し、制御不能の状態のまま細胞のコピーが行われると、がんが発生する。化学療法の後もがんが再発するのは、その後に発生した遺伝子突然変異により、原発腫瘍に対処するための治療薬に対して抵抗力を持ったため」と語る。

 ディック氏はまた、「休眠の原因となる生物学的特性(遺伝特性とは限らない)を知り、これらの『潜伏細胞』を殺す、又はそれらを覚醒させる外的要素を抑制する方法を探す必要がある。非遺伝的特性に対する研究により、これまでとは全く違う新しい抗がん剤が誕生するかもしれない」と述べた。

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