現在位置:asahi.com>国際>コリアうめーや!!> 記事 手軽な楽しみ、最近は東京でも 屋台料理2006年12月16日 韓国旅行の楽しさのひとつに、町歩きの途中で小腹がすき、あたりをぐるっと見回して手近な屋台に突撃してゆくというのがある。韓国は簡単な食事類を販売する屋台が充実しており、大通り沿いや、繁華街、地下鉄の出口周辺など、人の多いところには何かしらの屋台が出ている。おいしそうな料理がずらりと並べられており、それに目を奪われたら最後、ちょっと立ち寄らずにはいられない。食事系の料理から、オヤツに近い甘いものまで。屋台料理は韓国料理の1ジャンルとして確立している。
おおまかに酒類を販売する屋台と、そうでない屋台の2種類があるが、町歩きのおともになるのは後者のほうだ。何を食べても1人前500〜2000ウォン(約60〜240円)程度と安いのが魅力。小腹がすいたときだけでなく、簡単な昼食がわりにも利用できる。逆に酒類を販売する屋台の料理は、意外に高いのでこちらは要注意である。 こうした韓国屋台の楽しさが、最近は東京のコリアンタウンでも再現されている。東京におけるコリアンタウンの代表格、新大久保にはここ1、2年、屋台料理を売る店がずいぶんと目立ってきた。韓国ドラマ、映画ブームによって、韓流グッズや音楽CD、映画のDVDなどを求める人が増えたことが影響しているのだろう。韓流ショップは何軒もあるので、新大久保の町をぐるぐると回ることになる。その道すがら、ちょっと立ち寄れる、屋台の存在は非常に魅力的なのだ。 いちばんにぎやかな職安通り沿いを歩いているだけでも、数々の屋台料理に出会える。「21世紀ホットク」では看板メニューのホットク(蜂蜜などを入れたお焼き)のほか、トッポッキ(棒状のもちを甘辛く炒めたもの)、オデン(串に刺したおでん)などを扱っている。 同じく「南大門ホットク家」ではホットクのほか、チヂミ(韓国風お好み焼き)、キムパプ(海苔巻き)、スンデ(腸詰め)など、数多くの屋台料理が味わえる。 韓流グッズなどを扱う「韓流バザール」の一角には、韓国でチェーン展開する「Deli Manjoo(デリマンジュー)」が出店した。デリマンジューとはトウモロコシの型で焼いたカステラ風の小さな菓子で、中にはカスタードクリームが入っている。韓国では定番となったオヤツであり、新大久保散策をしながら、ちょっとつまんで食べるのにちょうどいい。 飲食店が店頭で屋台料理を販売していることも多く、ここ最近の新大久保は屋台天国といった雰囲気でもある。韓国旅行を疑似体験できる町。新大久保のリトルコリア化は、かなり細部まで進行している。 ●屋台料理の魅力 韓国の屋台に欠かせないのがオデン。日本の「おでん」がそのまま韓国でもオデンと呼ばれており、屋台料理のひとつとして親しまれている。日本と少し違うのは、タネのほとんどが魚の練り物であることと、串に刺さっていること。これを1本、2本と好きなだけつまんで食べる。面白いのは屋台でオデンの汁がサービスとして出されること。他の料理を食べるときに、スープがわりとしてオデンの汁を飲むのだ。寒い冬にはこのオデンの汁が特に美味しい。韓国の町歩きにおける、地元らしい喜びのひとつだ。 ●店舗データ 地図
店名:21世紀ホットク
店名:南大門ホットク家
店名:Deli Manjoo プロフィール
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