現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. ’08米大統領選
  5. 記事

「アフリカ、国名と思っていた」共和党内でペイリン叩き

2008年11月8日11時21分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真ペイリン氏=ロイター

 【ワシントン=梅原季哉】「アフリカが大陸だと知らなかった」「夫の衣装だけで4万ドルの買い物をしていた」――米大統領選で敗れた共和党のマケイン陣営から、副大統領候補ペイリン・アラスカ州知事の資質に疑問符を投げかけ、敗北のツケを負わせる内輪もめの情報が、米メディアに次々に登場している。

 大統領選で屈辱的な敗北を喫した党内では、ペイリン氏を次のリーダーとみなす期待の声も出ていた。だがその前に「身内」から手のひらを返したようなペイリンたたきの嵐がわき起こった格好だ。地元アラスカに戻ったペイリン氏は7日、「違う文脈での言葉尻をとらえられた。残酷で悪意にみちた連中、職業意識に欠けたバカ者たちだ」と反論している。

 保守色の濃いFOXニュースは5日夜、マケイン陣営幹部の話として、ペイリン氏は「アフリカ」が国名だと思っていたし、アラスカが国境を接するカナダと、メキシコと米国で構成する北米自由貿易協定の加盟国を挙げられなかった、と伝えた。

 またニューズウィーク誌(電子版)は5日、選挙戦の最中に伝えられた「15万ドル(約1500万円)」という巨額の衣装代すら控えめな数字で、実際はそれより数万ドル多いと伝えた。ペイリン氏は、陣営からスーツを3着そろえるようにだけ言われたのに、ブランドものの服などを大量に購入。「田舎者が国中のニーマン・マーカス(高級デパート)から買いあさった」と非難された。衣装代を負担した大口の寄付主は請求書を見てショックを受けたとされる一方、ペイリン氏は買い物代の一部を陣営の中堅スタッフに個人のカードで負担させもしたという。

 亀裂は深刻で、マケイン陣営の中で「ペイリン派」とされたシューネマン外交政策顧問が、陣営のペイリン氏の処遇をめぐる不満をメディアに勝手に漏らしたことを理由に「先週から放逐されていた」説も出た。実際は、メールを停止される「懲罰」対象になっていたようだ。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内