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オバマ氏、ホワイトハウスに子犬 「私のような雑種を」

2008年11月8日23時15分

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 【シカゴ=小村田義之】オバマ次期大統領の当選後の「初舞台」となった、7日の記者会見。選挙戦の熱狂こそなかったが、経済危機対応への決意を示す落ち着いた語り口に、少しばかりの「失言」も織り交ぜて、「大統領らしさを演出する」というハードルを軽々と越えて見せた。

 失業率が発表される日に図ったように経済顧問の会合を開き、会見は直後に設定された。オバマ氏の背後には米経済界の大物たちが並ぶ。だが発言の機会は与えられず、最後まで黙って見守った。

 「米国は強く、回復力のある国だ。政争は脇に置いて、一つの国として力を合わせれば成功する」。オバマ氏は特に緊張した様子もなく、景気刺激に向けた具体策を説明し、淡々と会見を進めた。だが質問する記者はあらかじめ決められていた。メディア対応に慎重な次期政権の姿もかいま見えた。

 一方、質疑応答に入ると本人から暴投気味の言葉も。「就任に向けてどんな準備をしているか」との質問に、オバマ氏は「存命のすべての大統領経験者に話を聞いた」と答えたうえで、故レーガン大統領のナンシー夫人の「降霊術」の世界には入りたくなかった、と一言。夫人は占星術などに凝っていたことが知られており、後で夫人に電話して謝罪したという。

 場が和んだのは、質問が「犬」の話題になった時。4日深夜の勝利演説で、2人の娘に「新しい子犬と一緒にホワイトハウスに行こう」と約束していたためだ。

 オバマ氏は「それは重要な課題だ」と回答。「調整が必要な二つの基準がある」と大学教授のような口調になり、娘のアレルギーを起こさないことと、引き取り手のない犬が望ましいことを挙げた。

 そのうえで「引き取り手がない犬の多くは雑種だ。私のように」。アフリカ系(黒人)の父と、白人の母の間に生まれた自らを念頭に、きわどい冗談を飛ばした。

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