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アメリカ観選記

白人、不安と抵抗感 ウェストバージニアでオバマ氏完敗

2008年05月15日

 【チャールストン〈米ウェストバージニア州〉=小村田義之】米大統領選の民主党候補者指名レースで、ウェストバージニア州の13日の予備選は、ヒラリー・クリントン上院議員が圧勝。初のアフリカ系(黒人)大統領をめざすオバマ上院議員に対する、一部の白人有権者の不安と抵抗感が浮き彫りになった。

 CNNの集計によると、クリントン氏が67%、オバマ氏は26%を得票。出口調査によると、同州の有権者の21%が大統領選の立候補予定者の人種を「重要な要素」と回答し、このうち81%がクリントン氏に投票した。同州住民は白人が95%を占める。

 オバマ氏が一時は師と仰いだライト牧師の白人敵視発言について「オバマ氏は牧師と考えを共有している」と考える人が51%と半数を超えた。オバマ氏が候補指名を受けた場合は、54%が「不満だ」と回答。その時は代わりに誰に投票するかをクリントン支持者に聞くと、オバマ氏を選ばず、共和党のマケイン上院議員に投票すると答えた人が35%にのぼった。オバマ氏に投票する、と答えたのは36%にとどまった。

 14日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は「オバマ氏の弱点となる兆候を示している」と指摘した。

 チャールストン近郊に住む白人女性(69)は、オバマ氏が黒人の利益だけのために動くのではないかとの疑念をぬぐえない様子で「白人が黒人にしてきたのと同じぐらい、白人のために努力してくれるのだろうか」と話した。

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