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「子ども投票」オバマ氏圧勝

2008年10月21日

     米民主党の大統領候補オバマ上院議員は、陣営のスタッフを怒ることがほとんどない、といわれる。オバマ氏をよく知る人によると、シカゴの貧民街で地域活動をしていた時に、いくら怒っても他人の心は動かないことを学んだらしい。

     その話を10歳の次男にしたところ、それ以来、私が怒り出しそうになると「お父さん、オバマ、オバマ」となだめるように……。それでも怒ると「お父さんはオバマになれないな」と逆襲することを覚えた。

     米大統領選はここに来て、オバマ氏の調子があがっている。米出版社のスコラスティック社が、本番より一足はやく小・中・高校生ら約25万人を対象に実施した模擬投票でも、オバマ氏が57%を獲得。39%だった共和党のライバル、マケイン上院議員に圧勝したという。

     「子ども投票」とはいえ、1964年以降、大統領選の勝者を当て続けてきた、と聞けば、鼻で笑って無視するわけにもいかない。

     なぜ勝者が一致するのか。同社はその一因を「子どもは親の話に耳を傾けているから」(編集者)と分析する。家庭で親の話を聞き、影響を受けるために「子ども投票」と「おとな投票」の結果が同じになる、ということらしい。

     そういえば、次男の通う地元の小学校でも、クラス全員がオバマ氏支持だとか。次男にマケイン氏の印象を聞くと「短気なんでしょ」と、にべもない。「何で知ってるの」と問い返すと、「お父さんから聞いたんだよ」と答えた。(小村田義之)

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