写真・図版 12月19日、ドドイツの首都ベルリンで19日夜、クリスマスマーケットを訪れていた買い物客にトラックが突っ込み、地元警察によると12人が死亡、48人の負傷者が出ている。写真は現場で同日撮影(2016年 ロイター/Fabrizio Bensch)

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 [ベルリン 20日 ロイター] - ドイツの首都ベルリンで19日夜、クリスマスマーケットを訪れていた買い物客にトラックが突っ込み、12人が死亡、48人の負傷者が出ている事件について、地元警察は20日、トラックの運転手が意図的に群衆に突っ込んだとみられるとの認識を示した。

 ベルリンの警察当局はツイッターで「捜査官らはトラックがクリスマスマーケットの群衆に意図的に突っ込んだとみている」と言明。

 「テロリストによるとみられる同攻撃へのあらゆる対応を全力で進めている」としている。

 デメジエール内相はこれより前、「『攻撃』という言葉は使いたくないが、多くがそれを示唆している」と述べていた。

 警察は容疑者1人の身柄を拘束。トラックに乗っていた別の人物は、車がマーケットに突っ込んだ際に死亡した。

 警察によると、死亡した男はポーランド国籍だという。この人物は運転手ではなく、拘束された容疑者が運転手とみられるが、国籍は不明。

 ドイツのメディアは治安関係者の話として、拘束された容疑者について、アフガニスタンまたはパキスタンの出身で、2月に難民としてドイツに入国したことを示唆する証拠があると報じた。

 警察は、トラックがポーランドの建設現場から盗まれたとの情報を調べている。

 トラックが突っ込んだのはマーケットが最も込み合う時間帯で、大人や子供が食品やクリスマス用品を販売している屋台に集まっていた。

 米ホワイトハウスは「テロリストによる攻撃だったとみられる」として非難した。

 欧州では7月にも、フランス南部のニースでチュニジア国籍の男がトラックで群衆に突っ込み、86人が死亡する事件が発生している。この事件では「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。 

 *内容を追加して再送します。