写真・図版 1月12日、台湾の外交部(外務省に相当)は、ナイジェリアが同国の首都アブジャにある台湾の代表事務所を旧都ラゴスに移すよう求めてきたと明らかにし、強く異議を唱えた。台湾の孤立を図る中国からの圧力とみられる。写真はナイジェリアの国旗。台北で1月撮影(2017年 ロイター/Tyrone Siu)

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 [台北 12日 ロイター] - 台湾の外交部(外務省に相当)は12日、ナイジェリアが同国の首都アブジャにある台湾の代表事務所を旧都ラゴスに移すよう求めてきたと明らかにし、強く異議を唱えた。台湾の孤立を図る中国からの圧力とみられる。

 台湾とナイジェリアの外交関係はないが、台湾はアブジャに、ナイジェリアは台北に貿易や商務を管理する事務所を置いている。

 外交部は声明で、ナイジェリア政府の「不合理な行動」を非難するとした上で、相互関係を基にこの問題を考え、「協議の余地」を残すよう求めた。

 メディアの報道によると、ナイジェリアの当局者が11日、中国の当局者とアブジャで会談し、「1つの中国」政策への支持を約束した。

 台湾は、21カ国と正式な外交関係を持つが、アフリカには2カ国のみ。先月、西アフリカのサントメ・プリンシペが台湾と断交し、中国との国交を回復した。