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 [東京 18日 ロイター] - 防衛省は18日夜、中国のものと推定される無人偵察機が、東シナ海の日本の防空識別圏(ADIZ)内を飛行しているのを確認したと発表した。日本が中国のものとみられる無人機の飛行を確認したのは2回目。領空侵犯はなかった。

 確認したのは今月10日午後の数時間。日本が実効支配し、中国も領有権を主張する尖閣諸島(中国名:釣魚島)の北約160キロ付近で、中国が設定したADIZ内でもある。航空自衛隊が戦闘機を緊急発進させて対応した。防衛省は、中国が開発した偵察用無人機「BZK?005」と推定している。

 防衛省は公表までに1週間以上かかった理由について、国籍や機種を分析するのに時間を要したためとしている。

 日本が中国の無人機の飛行を初めて確認したのは2017年5月。このときは尖閣諸島上空を飛ぶ小型機を海上保安庁が発見し、中国のものと断定した。

 これとは別に、防衛省は18日、中国の「H?6」爆撃機2機が沖縄本島と宮古島間を太平洋へ抜け、バシー海峡方面に飛行したと発表した。空自機が緊急発進した。領空侵犯はなかった。

 

 (久保信博)