写真・図版 9月18日、中国生態環境省は17日、今月23日からニューヨークで開かれる国連気候変動サミットに先立って方針説明文書を発表し、気候変動の根本原因に対する「自然を活用した」解決を支援するよう、各国に求めていくと表明した。写真は昨年8月に河北省の発電所で撮影(2019年 ロイター/Thomas Peter)

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 [上海 18日 ロイター] - 中国生態環境省は17日、今月23日からニューヨークで開かれる国連気候変動サミットに先立って方針説明文書を発表し、気候変動の根本原因に対する「自然を活用した」解決を支援するよう、各国に求めていくと表明した。

 会議では世界最大の温室効果ガス排出国である中国への注目が集まる見通しで、地球温暖化対策で一段と野心的な取り組みを環境団体は期待している。 

 ただ文書では二酸化炭素排出削減に向けた新たな政策表明には踏み込まず、「多国籍間の気候プロセス」を支援し、パリ協定におけるコミットメントを完全に順守すると述べるにとどめた。

 中国はこれまで、排出削減対象を重工業部門に限定しながら高い経済成長率を維持してきたが、成果が出にくくなっている。これを受け、現在は森林再生や草原・湿地の拡大など自然の機能を活用した解決策を「積極的に推進」する計画を打ち出している。