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 [リオデジャネイロ 14日 ロイター] - 浮体式プラント大手の三井海洋開発<6269.T>は、ブラジルの海洋油田開発ブームに乗り、同国で年間1─2基の大型石油生産プラントを受注できると期待している。同社の最高デジタル責任者(CDO)兼中南米・ガーナ担当副社長の井出壮一氏が明らかにした。

 井出氏は、近年の一連の受注によってブラジルは同社にとって主要市場になったと指摘。新たな鉱区で原油生産が継続できている国はブラジル以外にないと強調した。

 ブラジルでは近年、岩塩層の下にあるプレソルト層と呼ばれる深海油田の開発が進んでいる。

 井出氏によると、ブラジルで事業を展開する国際的な石油メジャーやブラジル国営石油会社ペトロブラス<PETR4.SA>が今後5年間で20─30基の石油生産設備が必要になると三井海洋は推計している。

 同社は中南米、アフリカ、アジア、太平洋で18基のプラントを保有。ブラジルのプレソルト層と従来型の鉱区では11基を稼働しているほか、4基が建設中だ。同国のプレソルト層開発に同社の浮体式プラントが占めるシェアは35%。

 井出氏によると、2020年はブラジルの従業員を現行水準から35%増やし、800人前後とする計画。