写真・図版安倍晋三首相は23日午後の参院予算委員会で、新型コロナウイルスに伴う中小零細企業の悪影響などについて、感染終息が視野に入った段階でリーマン・ショック後の経済対策を上回る経済対策を講じる可能性に言及した。写真は2018年10月、国会で撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

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 [東京 23日 ロイター] - 安倍晋三首相は23日午後の参院予算委員会で、新型コロナウイルスに伴う中小零細企業の悪影響などについて、感染終息が視野に入った段階でリーマン・ショック後の経済対策を上回る経済対策を検討する可能性に言及した。共産党の小池晃委員の質問に答えた。

 観光や宿泊、飲食業が多大な売り上げ減を被っているが、資金繰り対策としての融資条件緩和や保証に加え助成金などの対応を尋ねられ、感染の終息(訂正)が視野に入ったら考えていきたいと述べた。そのうえで「場合によってはリーマン・ショック時の対策を上回る対策をやっていく」と述べた。

 また家計支援の対策として消費減税を主張する声が自民党内からも浮上していることについては「消費税は教育無償化にどうしても必要だ」との考えを示した。そのうえで「経済対策としては金融や税制などもあるが、V字回復するために何をやるべきかは、何が最も効果的かを踏まえて、しかも今回の大きなマグニチュードに見合う対策を検討したい」との方針を示した。

 *2段落目の「感染拡大」を「感染の終息」に訂正します。 

 

 

 

 (中川泉 )