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 [ハラレ 3日 ロイター] - ジンバブエのムガベ大統領は3日、ダイヤモンド採掘業者は国家から富を盗んでいるとして、全ダイヤモンド事業を国有化すると表明した。

 1週間前、ジンバブエ鉱山当局は、採掘業者の事業認可がすでに失効しているとし、全業者にマランゲ採掘場から撤退するよう通知していた。

 ムガベ大統領は、国営放送ZBCとの2時間にわたるインタビューで「国が国内のすべてのダイヤモンドを所有する。ダイヤモンドの鉱山業者はわれわれから富を盗んだ。したがって、国家が独占しなければならないと発表した」と述べた。

 マランゲ最大の業者であるムバダ・ダイヤモンドは2月29日に裁判所に政府を提訴。3日にロイターが入手した訴状によると、中国が経営する按針インベストメンツも2日に同裁判所への提訴に踏み切った。

 業界アナリストによると、2013年時点で、マランゲからのダイヤモンド生産は世界全体の10%以上を占めていたが、今年のジンバブエの生産は世界全体の供給の3%を下回る見通し。