写真・図版 5月15日、サウジアラビアのファリハ・エネルギー相とロシアのノバク・エネルギー相は、原油の協調減産を2018年3月まで延長する必要性を巡り合意したと明らかにした。写真はウイーンで昨年12月撮影(2017年 ロイター/Heinz-Peter Bader)

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 [北京 15日 ロイター] - サウジアラビアのファリハ・エネルギー相とロシアのノバク・エネルギー相は15日、原油の協調減産を2018年3月まで延長する必要性を巡り合意したと明らかにした。

 北京で開いた共同会見で、ファリハ氏は新たな減産が現行と同規模になるとの見通しを示した。これを受けて、原油価格はアジア市場で1.5%超上昇した。

 現行の合意では、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国が今年6月まで日量約180万バレル(訂正)を減産することになっている。

 またノバク氏は、世界の原油市場の再均衡のために減産を続けると指摘した。

 会見後に発表された共同声明によると、両氏は世界の原油在庫が過去5年間の平均水準に低下するまであらゆる措置を取ることで合意。他の産油国からも減産延長への賛同が得られるとの見通しを示した。

 原油市場は協調減産開始後も依然として供給過剰にあり、原油先物<LCOc1><CLc1>は50ドル前後で停滞している。

 世界最大の産油国ロシアと世界最大の原油輸出国サウジの生産量は合計で日量約2000万バレルに上り、世界全体の1日当たり消費量の5分の1を占める。

 *3段落目の「180バレル」を「180万バレル」に訂正します。

 

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