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 [ヌサドゥア(インドネシア) 10日 ロイター] - 中国財政省国際財経センター主任の周強武氏は10日、米国との通商協議を打開する見通しについて「やや楽観的になっている」とし、両国の経済的な結び付きが余りに強く、協議を決裂させることはできないとの見解を示した。

 周氏はインドネシア・バリで開かれている国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会の合間にロイターの取材に応じ、「ボールは今、向こう側にある。ただ個人的には、以前よりやや楽観的になっている」と指摘。

 「協議はさまざまなチャンネルを通じて続いている」と述べたが、詳細には触れず、次回の公式な交渉がいつ行われるかは定かではないとした。

 また、貿易戦争が経済成長に影響を与え、市場の信頼感を傷つけているとし、この状況が続けば、さらに深刻な問題が世界経済への打撃になると警告。「二大経済大国が協調できなければ、全世界が被害を被る」と述べた。

 中国財政省のスポークスマンは、周氏の見方は同省の公式見解を反映したものではないとしている。