写真・図版 6月30日、欧州連合(EU)とベトナムは30日、自由貿易協定(FTA)に調印した。写真は調印式に出席する欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当、前列左)とベトナムのアイン商工相(前列右)。ハノイで30日撮影(2019年 ロイター/Kham)

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 [ハノイ 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)とベトナムは30日、自由貿易協定(FTA)に調印した。EUにとってアジア途上国との初のFTA締結となる。また双方にとって99%の関税撤廃につながる可能性がある。

 ただ発効には欧州議会の承認が必要で、一部の議員がベトナムの人権問題に懸念を示す中、承認が得られるかどうかについては不透明感が残る。

 調印式はハノイで行われ、欧州委員会のマルムストローム委員(通商担当)とベトナムのアイン商工相が署名した。

 両国のFTA交渉は2015年12月に妥結した。

 FTAの下、双方にとって99%の関税が最終的に撤廃される。ただ一部は10年かけて段階的に撤廃されるほか、農産物などは数量規制が設けられる。

 EUはベトナムにとって米国に次ぐ第2位の貿易市場。