写真・図版1月6日、南スーダンの石油産業への最大の出資国である中国は、南スーダンの政府軍と反政府勢力の間で続いている戦闘の即時停止を呼び掛けた。写真は中国の王毅外相(2014年 ロイター/Tiksa Negeri)

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 [アディスアベバ/ハルツーム 6日 ロイター] -南スーダンの石油産業への最大の出資国である中国は6日、南スーダンの政府軍と反政府勢力の間で3週間続いている戦闘の即時停止を呼び掛けた。

 戦闘の終結を目指した和平交渉は、エチオピアの首都アディスアベバで4日正式に始まったが、反政府勢力と政府側の代表がいまだ直接交渉の席にはついておらず、難航している。

 中国の王毅外相は、南スーダンで3週間続く戦闘により1000人以上が殺害され、政府が石油生産の約2割削減を余儀なくされている状況について、中国政府は深く懸念している、と表明。「南スーダンの現状に関する中国の姿勢は非常に明確だ」とし、「戦闘と暴力の即時停止をまず求める」と述べた。

 エチオピア代表団の1人によると、王外相は南スーダンの反政府勢力と政府側、双方の代表と面会した。

 中国は中国石油天然ガス集団(CNPC)と中国石油化工(シノペック)<600028.SS><0386.HK>の国有石油大手2社を通じ、南スーダンの油田地帯に出資している。

 隣国スーダンのカルティ外相は、同国のバシル大統領が南スーダンを訪れた際に、反政府勢力から油田を守る合同部隊の配備について南スーダンのキール大統領と協議したと明らかにし、配備地域については後日話し合われる、と述べた。