現在位置:asahi.com>国際>ロイターニュース> 記事 BRICs、食品がインフレ圧力を強めている=ゴールドマン2007年10月19日11時37分 [ロンドン 18日 ロイター] ゴールドマン・サックスは18日発表したリポートで、BRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)では食品価格の上昇がインフレ圧力を強めており、他の消費財やサービスにも影響が広がりつつあるとの見方を示した。 BRICs諸国の食品価格上昇の背景には、所得増加や代替エネルギー源に対する需要の高まりといった構造的要因があるが、こうした要因を背景に穀物、食肉、卵、乳製品などの価格上昇は続く見通しだ。 農産物の価格は過去数カ月間、先進・新興国で大きく上昇しており、小麦価格だけでも欧米で2倍以上に膨れ上がっている。上昇の背景には、アジアをはじめ世界的に需要が強いことや、天候に関する懸念などがある。また、穀物はバイオ燃料としての利用も拡大している。 ゴールドマンはマンスリーBRICsリポートで「食品価格上昇の影響は他の消費財やサービスにも及び始めているが、今のところコアインフレの大幅上昇にはつながっていない」と分析。 中国、ブラジル、インドの中央銀行は、食品価格上昇が後々まで影響を与えることに懸念を表明していると指摘した。 また、インフレが抑制されれば、特に農業人口の比率が高い中国とインドでは、農産物の高値が農村収入の支えとなる可能性があるとの見方を示した。
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