現在位置:asahi.com>国際>ロイターニュース> 記事 中国の大雪、気候変動に直結するものではない=研究者2008年01月31日18時37分 [シドニー 31日 ロイター] 60人以上の死者が出るなど大きな被害をもたらした中国の大雪だが、研究者らは、気候変動に直結するものではないとの見方を示している。 中国の気候専門家らは、ラニーニャ現象によって中国南部に湿った空気がもたらされたのと厳しい寒さが重なったことにより、今回の大雪につながったと指摘。国家気候センターの担当者は人民日報に対し、大雪は「異常な大気循環とラニーニャ現象が主に関係している」と述べた。 また、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第4次評価報告書の執筆にも携わったオーストラリアの研究者ペニー・フェットン氏は、中国の専門家らによる説明は妥当だとし、今回の大雪は気候変動に関係するものではないとの見解を示した。 フェットン氏は31日にロイターに対し「あのような状況は自然に発生するもので、数年もしくは数十年の周期で、極端な気象を発生させるすべてが同時に起こることがある」と説明。今回の中国の大雪は「気候変動と結びつく特別な理由は何らない自然現象」だとの見方を示した。
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