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トルコ軍、クルド人武装勢力掃討のためイラク領内に侵攻

2008年02月23日08時27分

 [アンカラ 22日 ロイター] トルコ軍幹部によると、トルコ軍の兵士数千人がクルド人武装勢力を掃討するためイラク領内に入り、地上戦を開始した。さらに数千人が国境付近に集結し、侵攻する用意を整えている。

 トルコ軍の戦闘機が地上部隊を支援しており、トルコのテレビは、1万人の兵士がイラク領内に入ったと伝えている。

 トルコ軍はウェブサイトに声明を掲載し「トルコ軍はイラク領土の尊厳と安定の重要性を重視しており、目的を達成すればできる限り短期間にトルコに戻る」と述べた。

 米軍スポークスマンは、トルコ地上部隊がクルド労働者党(PKK)の武装勢力をターゲットに、イラク北部で軍事作戦を開始したことを認識していると表明したうえで、「トルコは、民間人やクルドのインフラへの被害を避けるため最善を尽くすことを約束した」と述べた。

 トルコは、国際法に基づき、イラク北部を隠れ家にしてトルコ国内で攻撃を繰り返しているPKKのゲリラを攻撃する権利を有する、としている。

 トルコ軍によると、国境を越えた軍事作戦は21日現地時間午後7時(日本時間22日午前2時)に開始された。

 NTVは、トルコ軍が国境からイラク領内10キロの地点まで侵攻したと伝えている。

 トルコの金融市場は、このニュースを受けやや下落している。

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