[シカゴ 10日 ロイター] 10日の米商品市場ではトウモロコシ先物が過去最高値をつけた。米農務省が2008年のイールド(単収)見通しを下方修正したことが材料となった。
トウモロコシにけん引され、穀物先物も上昇。一方、大豆先物は逆行安となった。
シカゴ商品取引所のトウモロコシ先物2009年7月限は、1ブッシェル=7.2625ドルの最高値をつけた。米農務省が6月の需給報告で、08年の米国のトウモロコシのイールド見通しを1エーカー当たり148.9ブッシェルと5月時点の同153.9ブッシェルから引き下げ、従ってトウモロコシ生産高見通しを117億3500万ブッシェルと5月時点の121億2500万ブッシェルから引き下げたことが材料。
穀物市場も、08年の家畜生産者による飼料用穀物使用量が増えるとする農務省の見通しに支えられた。
シカゴ商品取引所の穀物先物7月限は20.5セント高の1ブッシェル=8.09ドルで取引を終えた。
大豆先物は下げた。原油価格の下落や、トウモロコシからの作付け転換の可能性が背景。
大豆先物7月限は5.5セント安の1ブッシェル=14.465ドルで終了した。