[ブリュッセル 25日 ロイター] 貧困対策に取り組む国際民間団体オックスファムは、世界的な食品価格上昇の30%はバイオ燃料が原因で、バイオ燃料に関連して新たに3000万人の貧困層が発生しているとのリポートを発表した。
バイオ燃料は、先進国が輸入原油への依存度低下と二酸化炭素排出量削減を目指すなか、急速に需要が増加しており、穀物不足と商品価格の上昇を招いているとの批判が出ている。
リポートを作成したオックスファムのロブ・ベイリー・バイオ燃料政策顧問は「富裕国による輸送用バイオ燃料需要は、生産をめぐる悪循環と食品価格の高騰を招いている。現在の穀物在庫は過去最低の水準となっている」と述べた。
さらにオックスファムは、富裕国に対し、バイオ燃料関連補助金の支給停止、輸入関税の軽減、およびバイオ燃料使用目標の撤廃を求めている。