[香港 15日 ロイター] 香港特別行政区政府は15日、第2・四半期の香港の域内総生産(GDP)伸び率が、季節調整済みで前期比マイナス1.4%となったと発表した。マイナス成長は予想外で、輸出や消費の急激な落ち込みが響いた。
前年比ではプラス4.2%だったが、予測のプラス5.6%を大幅に下回った。第1・四半期の前年比7.1%から大幅に減速した。
消費は底堅く推移したものの、物価上昇を受け消費者の購買力が低下したほか、上半期に株価が20%を超えて下落したため家計の資産が目減りし、第2・四半期以前と比べると勢いは鈍化した。
香港当局は2008年の成長率について、4─5%との予測を示した。従来の見通しは5%近くだった。
ロイターの調査では、08年の成長率は5%と、07年の6.4%から減速すると予測されている。米景気減速に伴う輸出の鈍化が主な要因。香港ではすでに6月の輸出が予想外に落ち込んでいる。