[台北 22日 ロイター] 台湾主計処が22日発表した2008年第2・四半期の域内総生産(GDP)伸び率は前年比4.32%と、2007年第1・四半期以来の低い伸びとなった。2008年第1・四半期の6.25%(改定値)からも大きく鈍化した。主計処は、2008年通年のGDP伸び率見通しを4.78%から4.30%に下方修正した。09年については、5.08%に加速すると予想している。
シティグループのエコノミスト、Cheng Cheng-mount氏は「第2・四半期は市場予想を下回ったが、さほど驚くような結果ではなかった。主な理由は世界的な成長減速が続いていること、台湾域内需要が依然低迷していることだ」と述べた。
ロイターがまとめた市場予想は4.58%だった。
台湾の貿易黒字は、第2・四半期が第1・四半期、前年第2・四半期をともに上回り、輸出の好調ぶりを示した。しかし、より最近のデータでは鈍化が鮮明だ。7月の輸出は、米国や新興国の需要減退により1年超ぶりの低い伸びにとどまった。
アナリストは、輸出依存型の台湾経済は向こう数四半期、輸出鈍化の影響を受けると予想している。
主計処は今回、2008年の輸出増加率予想を12.3%から11.7%に引き下げた。